一章

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女性「そういえば、 名前を言ってなかったわね 私、藤原塔子よろしくね。」 フワッと 笑顔浮かべながら言った... 呉「あっ私は呉葉です。 桜ヶ崎呉葉よろしくお願いします」ニコ お互いに笑顔で挨拶をし終え塔子さんが、 塔子「そういえば家は何処なのかしらこの辺ではあまり見ない顔だけど?」 呉「私今日此処に引っ越してきたばかりなんです」ニコ 塔子「そうだったの、わざわざこんな田舎遠かったでしょう大変だったんじゃない?」 呉「いえ、それほど… 私小さかった頃此処に住んでいたんです。まぁ諸事情で戻ってきたんです」ニコ 塔子「そう、ご両親は?」 塔子が聞いた瞬間呉葉の表情が 少し暗くなったがほんの少しの間だったため塔子は気付かなかった… 呉「両親は2人とも事故で死んでしまったんです。」 それを聞いた塔子はしまったと言うような顔をした。 呉「気にしないで下さい。随分小さかったしあんまり覚えてないんです」ニコ 呉葉の笑顔を見て塔子は後は何も聞いては来なかった…
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