prologue

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――――― (*‘ω‘*)「まぁ!!毎度ありがとうっぽ!!」 高級感溢れる洋風の門の前で、金髪のバッハのような髪型のふくよかな女性と手を握る。 从;゚∀从「いえっ…いえ」 ブンブンという効果音が出そうな勢いで手を上下させられ少々腕が痛い。 从;゚∀从 チラッ 耐えきれずチラリと、背後にいるスーツ姿の男に目で合図を送る。 ニャニャ  ∋ ニャニャ ∈ シュ ∧_∧∋ ∋  ∈ ∈ ニャニャ ( ・∀・)∋)☆(∈(´<_` ) ∋シュバッ∋ シュッ  ∈ ∈ ニャニャ ――が、合図を送った相手は呑気にモララーと猫パンチを交わしている。 しかも某スタンド並みのスピードで。 从;゚∀从(何してんだ!!あの社会不適合者ぁぁぁ!!) …心の声を押さえ込み、そいつの方へ首を向ける。 从∀゚;从「流石さんっ…モララー…っを奥様っ…へ」 手の動きでカクカクしてしまった声で、男…流石さんに指示を出す。 (´<_` )「 失礼、奥様のように、いつ見てもとても愛くるしい子猫だったもので、つい遊んでしまいました」 そう言って、にっこりと婦人へ向け笑みを浮かべた。 ≡*‘ω‘* ビュン 一瞬で私の手をほどき、その体躯からは想像出来ない程のスピードで流石さんの方へ間を積める。 (*^ω^*)「まぁ!!まぁ!!お世辞でも嬉しいっぽ!!ありがとうございますっぽ!!」 目をトロンとさせながらモララーを受け取り、その頭を優しく撫でる。 (*‘ω‘*)「モララーちゃん!!お帰りなさいっぽ!!」 そんなに声出さないで良いのに…と思うほどの声量でモララーに言う。  ∋ ∈ (;・∀・) 心なしか、モララーが耳を塞いだように見えた。 ――まぁ、気のせいかな。
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