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「その言葉……後悔しないでくださいね」
ニッコリと満面の笑みを浮かべた慎也がどこからかチューブを出し、それの先を和樹の蕾に入れ、中身を押し出す。
「あぁっ!あっあーっ」
ぐちゅうぅっと卑猥な音が響き、チューブの中身、クリーム状のものががすべて注がれる。
空になったチューブを投げ捨て、次に細長い棒のようなもので中を掻き回していく。
「あひぃっ!らめぇっ…あっあぁんっ…あっあっ…」
中を掻き回されたことによりクリーム状のものは内壁に塗りたくられていく。ビクンビクンと陸の上でのたうちまわる魚のように和樹の身体は跳ねる。その姿に慎也の興奮は高まっていくが、その手は何故か動くのを止めて棒から手を離れていく。
「ふぇ……?」
突然のことに理解ができない和樹。快感に溺れた身体はそれを求めて勝手に動き、後ろに刺さった棒がゆらゆら揺れる。微弱な快感は来るがそんなもので達せるほど和樹の身体はまだ調教はされていない。
「しん…っぁ!?」
これでは生殺しだ…和樹が文句を言おうとしたその時、ビリビリと強い電流が流れたような快感に襲われる。
「効いてきましたか…」
和樹の反応を見た慎也が口を開く。何がなど今さら聞かずとも和樹には分かった。
「はぁ…はぁ…あついぃ……」
「そうでしょうねぇ…。通常、人差し指の第一関節くらいの量しか塗ってはいけませんからね」
至極楽しそうな慎也。対する和樹はそれどころではない。中が異様なまでに熱いのだ。まるで中から焼かれているような熱さ。それに加えて疼き。さっきのように掻き回して欲しい…。ぐちゃぐちゃのドロドロにして欲しい…。浅ましい思いが和樹を蝕む。
「し、しん……」
「腕、解いて差し上げますね」
懇願しようとした和樹を遮るかのように、慎也は腕の拘束を解く。そして……何もしない。
「しんやぁ…」
媚びるような甘い声。拘束を解かれたにもかかわらず体勢を変えることはなく、慎也にされる次の行動を待ち侘びる。
しかし
「どうされました?」
ここにきて慎也は和樹を焦らす。
理性を投げ捨てた和樹は恥じることなく懇願する。
「おれのあ*るぐちゃぐちゃにしてぇ…」
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