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ナルピスの右手には5センチほどの川魚。
トンカツの右手には銛が。
素手で?
ナルピスの先祖は熊なんじゃねぇか、とマジで疑った瞬間。
ナルピスはまた輝く笑顔で魚に爆竹をセット。
ソッコーで魚を爆破。
ナルピスの先祖は悪魔でした。
ナルピスの蛮行はまだまだ続く。
気付くとトンカツのスリッパが無い。
ナルピスに聞くとあそこ、と指をさすナルピス。
そこには川の真ん中あたりで流れて行くトンカツのスリッパが。
慌てるトンカツ。
笑うナルピス。
流れて行くスリッパ。
犯人はナルピスでした。
川に飛び込み追うトンカツ。
ナルピスを見ると笑いながら気を付けろよー、とのこと。
頭にハテナマークを浮かべるトンカツ。
近付くと理由が判明。
スリッパには火の付いた十連花火という火の玉が勢い良く十発出る名前通りの代物が。
普通の花火ならお構い無しで行くトンカツも手も足も出ない。
なぜならトンカツは一度十連花火の威力を味わっているからだ。
その話はまた今度しよう。
気付いた瞬間鬼のようなタイミングで導火線が燃え終わる。
飛び出す火の玉。
潜るトンカツ。
笑っているナルピス、モニア、ニックン。でも慌てて潜り息も続くわけなくさらに体力の無いトンカツ。
水中メガネをかける余裕もなかったので何発頭上を通ったかわかんねートンカツ。
一か八か顔を上げる事に。
見た瞬間硬直した。
花火の勢いでトンカツのスリッパがくるくる回り厄介な戦車に。
いつ来るかもこっちを向くかも分からない花火を見守る事に。
1秒が長く感じた。
つか時計も持ってないから時間わかんねーや。
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