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「迷惑…だった?」
「うっ…」
涙目に上目遣いは卑怯だろ。まぁ断るつもりも無いがな。
「はぁ、まぁあがれよ」
「「おっじゃましま~す」」
「おまえらは遠慮というものをしらんのか?」
「「エンリョ?ナニソレウマイノ?」」
「はぁ」
俺が呆れているなか七瀬はクスクスと笑っていた。
「2人とも息ぴったりだね」
「面白い程にな」
「ほらほら、早く来ないと置いてくよ」
「いやいや、ここ俺の家だからな。七瀬いこうぜ」
「うん。おじゃまします」
俺たちは先にいった真幸と早紀を追いかけた。
「俺は昼飯買ってきたぜ」
「私も~」
俺は適当に下からパンを持ってきた。
「七瀬さんは?」
「え、私?私は作ってきた」
「「「おぉ~」」」
俺たちは声を合わせて驚いた。
「七瀬さん、料理できるんだ」
「ちょっとだけ」
「いいなぁ、私なんててんでダメなんたよ」
「そうなんだぜ。この間飯作ってもらったら死にかけ、ゲフッ」
俺の前を広辞苑が通過して、真幸に直撃した。うわぁ痛そ。
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