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「ほぇー…潜在意識かぁ…」と本を閉じつつ呟き目を閉じた。
私…不肖 十季崎 紕
(トキザキ マヨイ)は今、猛烈に
感動していた。
夢にまさか…そんなモノがあったなんて…。
ただ単に脳を休めるだけじゃなかったんだ…。
なるほどなースゴい☆Ze夢!
と感想をいれつつ私は本の素晴らしい世界から意識を離脱させたいやーやはり本はいいなまた悪い癖がでてしまった。私ったら何かに集中するとそれが終わるまで止めないからなー…
そんなことを述べつつふと思った
周りが静かだな…あれ?もうHRとかもう始まっててもおかしくない頃合いなのだが…まぁ私は集中していても時間配分とかちゃんとできるレディだから大丈…
そして目を開けた…
周りには誰も居らず窓からは刻々と今日の終わりを示す夕日が見えた…。
あれ?皆は?
てか今何時だ?
妙な焦燥感に身をかられつつ腕時計を見た
【5:30】
「あんだけ時間配分できるとか思っててその結果が学校…終わってるってソンナァァァァァ馬鹿な!?」
私はなんてくっ、
そんな自己嫌悪をしつつ一人遅く帰宅準備をする私であった…がまた、言っておきますけど友達が居ないとかそんなんじゃありませんよ。本当…にちゃんと居ます…数えれない位居るけど…何でみんな…
起こしくれなかったんだろう
そうか、私が疲れてるから気を使って起こさなかったんだな。
おぉ、みんなさっすがー と自己完結させてる間
私は下駄箱まで移動を終えて自分の靴を取りまた呟く
「さぁて…一人寂しく帰りますか。そんな私はローリン・ガール~♪ハァ…」
なぁに言ってんだろ私…
やはり寂しさというのは
人をおかしくするよな
そんな思い悩みをしつつ
トボトボ校門を
目指し歩く私の前方に
見知った背中が あった。
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