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リューヴトラには悪いと思ってる。
でも、私は主で彼は従者。
それは変わらないし変えられない。
リューヴトラがいなくても日常生活は出きるし、あんなに広い屋敷に住まなくても問題はない。
しかし、両親はそれを赦さない。
両親に子供…年の離れた弟だ…が生まれて、私は屋敷に居づらくなった。
弟は私が13歳、中学1年生の時に生まれた。
私は、リューヴトラに頼んで屋敷を変えた。
そうして、両親を何とか説得し(両親は有名なセレブ校に通わせようとしていた)、リューヴトラと同じこの高校に通えることになったのだ。
名門・難関・進学校という、普通の人は入れないような学校で、しかも特待生(実力でだ)ならば、両親も反対は出来ない。
かくして、私は自分の席に座って、ただぼ~っと外を眺めているだけだった。
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