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入学式は粛々と言うか、眈々というか……取り敢えず、暇でつまらなかったことだけは確かだ。
「新入生代表、挨拶」
こっくりこっくりと眠りかけていたユースィをミリアネーズが小突いた。
「新入生代表、ユースィ=ブラックレーベル」
「はい…」
眠りかけていたユースィは反射的に立ち上がった。
それを見てハラハラしている人が居るとは知らずに…。
「暖かい春の日、私達はラピッドイヤー学園に入学しました。
皆が三年間を精一杯に努力し、青春、勉強を謳歌することをここに宣言します。
先輩方は何も分からない私達を優しく、温かく見守り、お導き、ご指導の方を宜しく御願い致したいと思います。
――――
これにて、新入生代表の挨拶とさせていただきます」
そう言って、ユースィは舞台から降りた。
寝ぼけ眼で喋っていたのもミリアネーズとハラハラしながら見ていた人しか知らない。
「続きまして、生徒会会長、リューヴトラ=マリュアリネ、挨拶」
「「「「「「「キャァァァァアァァァ(はーと×∞)」」」」」」」
そう言われた後、頭が割れそうなほどの黄色い声が上がった。
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