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チュンチュン…チュンチュン
満開の桜から小鳥の囀(さえず)りが聞こえた。
こんな景色を見たら
誰もが心躍るだろう。
だが、そんな常識を覆すほど
朝から冴えない俺、天野優太15歳♂は
ため息をつきながら
登校していた。
なぜ、ため息をだって?
そりゃー女嫌いだからだ。
といっても
元から女嫌いだった訳ではない。
最初は普通の一般男子と同じだったが
中学生の時に、とある事件がきっかけで
拒まざるおえなくなった。
と、
いつの間にか俺は例の学校に着いていた。
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