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優太「べ、別に怒っちゃいねーよ。悩ませて悪かった。重症だから保健室まで連れていってやる。」
ぶっきらぼうにそう言って、
階段を昇りきると保健室へ向かった。
もちろん、お姫様だっこのまま。
夏美「も、もう大丈夫だから!!//悩み解決して、もう治ったから!!降ろして//」
優太「うっせー。朝っぱらから階段落ちるようなヤツが目の前にいるのに放置なんか出来るかよ。」
夏美「いや、恥ずかしいから//それにもうすぐチャイムなるから!!//遅刻しちゃうよ!!//」
優太「黙れ。」
夏美「は、はい!!」
こいつ熱あるんじゃねーか?
顔真っ赤だし。
そして保健室目前で
職員室が開き、中から担任が現れた。
担任「あら?優太君…」
担任は俺がお姫様だっこしてる様子を凄く不思議そうに見てきた。
担任「こんな時間になぜここらへんを歩いてるんですかねー?
あと2分でチャイム鳴りますよ?
てか水谷さんがお姫様だっこされてるって…今からお持ち帰りするんですか?優太君。」
教師が言うことじゃねーだろ。
お持ち帰りとか。
夏美「お、お、お持ち帰り!?!////」
あわてふためく水谷
優太「いや、水谷の体調が悪いから保健室に連れて行くだけっす。お持ち帰りしませんから。」
真面目に答えた。
担任「うんうん♪仲いいわねー。私も優太君にお姫様だっこされたいなー♪」
はぁ…?大丈夫かコノ教師……
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