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妖精、とは何か。
妖精は本来、僕の種族には見えないもの。
僕が住むこの世界には、2種類の人間がいる。
1つは僕たち、普通の人間。
もう1つは魔法使い。
魔法使いたちは僕たち人間が住むエリアを囲うように暮らしている。
彼らは無力な僕らを守ってくれている。
何から守ってくれているのか。
それは、悪魔だったり、悪い妖精だったり。悪魔や妖精は突然現れて、突然猛威を振るう。
奴らは何の目的で現れ、僕ら人類に害を与えるのか。
妖精には悪いやつもいるが、僕を導いてくれるようにいいやつもいる。
そういった、いい妖精たちと契約して戦う魔法使いもいる。
彼らは魔法を使えるし、そんな必要がない人もいる。しかし妖精と契約し、妖精を操ることは戦闘において楽になるらしい。
そんな妖精を、なぜか僕は見えてしまう。
おばさんももちろん、僕の死んだ両親も見えていなかった。
僕だけ、なのだ。
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