出会いと契約

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きっと言っても信じてもらえない、と僕は誰にも「妖精が見える」だなんて言ったことがない。 僕ら人間の中にも、魔法使い種族じゃなくても魔法使い達の住むエリアに住み、魔法使いになるための学校、<Magicalia>に通う人もいる。 だから、たぶん、信じてもらえるかもしれないけど、かなりの常識破りの人間だ、僕は。 「みんな、ありがとう。」 いいんだ、今のまま、みんなとなかよくできてたら。 こうやって、みんなが枯れ枝や薪を拾うのを手伝ってくれる。 やさしい子達ばっかりだ。 ”ルーイのためだもん、何でもするよ!”
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