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「遅いよ」
そこには副会長とさっきいた可愛い男の子
侑隼はキモい奴って言ってたけど誰が見ても可愛いと言うと思う。
「ごめんな~こいつがなかなか言うこと聞かなくてさ~ふざけんなって話だよねー」
副会長の顔から笑顔が消えて可愛い男の子のビクッと肩が震えた、張りつめた空気、凄い威圧感。
「じゃ、俺帰る。 お疲れっしたー」
「ああ、ありがとな」
副会長は笑顔で帰っていき、僕たちにはまた張りつめた空気が流れた
「君何であんな姿でいたの?後、何で俺は服着てなかったの?」
最初に口を開いたのは侑隼
「いつも中庭に玲音先輩といるの…知ってて…きょ、今日みたら先輩1人で寝てたから…先輩の事好きで…ごめんなさい…ごめんなさい…」
泣きながら謝る彼をみて可愛いと思ってしまったけど中身はとんだ小悪魔
侑隼がもし…この子を可愛いと思ったら…僕は捨てられちゃうのかな
そんな思いがぐるぐると回ってたら
「そんな事されて迷惑なんだけど。 お陰で玲音に勘違いされるし…俺は今、玲音が好きだ。 これからも。 君を一生好きにはならない、もうわかったなら行って?後、次何かしたら許さないよ?」
男の子は小さくはいと返事すると屋上から出ていった
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