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「えっ、飲み会!?」
大学に着くなり、サークルメンバーの元気に声を掛けられた。
「そう♪今日月影ん家で宅飲み!
サークルメンバーでするんだけど、理央も来なよ!」
「んえ~…行くっ!」
最近、翔も飲み会ばっかりだし。
(翔は違う大学だからよくわかんないけど。)
私も行っちゃお!!
男もいるけど、いいよね。
翔も女と飲んでるし…(たぶん)
私の中心は翔。
翔の中心は私だったのかな?
違うか。
「てか、月影って誰なの?」
「あぁ、アイツだよ。背の高いひょろひょろの…
あっおーい!!望ーこっちこいよー!」
背でか!ほそ!ホストみたい!
「なに。」
つ、月影望?こんな人サークルにいたっけ?
「今日、理央も来るって!」
「あぁ、そう。よろしく」
めっ目が!可愛いっ!!
でも威圧感がやばい…
威厳ありそうな…
「…う、あ、はいっ!!」
あああ、声裏がえっちゃった
「クスッ…え?何故敬語?」
わ、笑うんだ。
「いや、何か…先輩?」
「浪人したけど、俺も1年だよ。
老けてる?」
「やっ、大人てか…威厳がっ…!!」
「ふーん。変な奴。また後でね、理央」
ヒラヒラと手を振って望は行ってしまった。
「う、わ。」
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