ある放課後の集い

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当時の菊も同じようなことを言ったので、 菊が行くなら俺も行く。‥‥でも 守るのは菊だけ とか言って 付いて来てしまった。 “余計なお世話だ! バカァ!” 暫く経ち、 「アーサー!電気つけるんたぞ!!」 アルフレッドが突如 叫びだしたのは、 待ちすぎて 苦にならなくなってきた頃だった。 「駄目d」 「でも何か居るんだぞ!」 その他 全員が驚きの声をあげた後、誰かが電気をつけた。 ‥‥だが何も、妙なモノは見当たらなかった。 「嘘ついじゃダメだよぉ?アル??」 よく考えたら 俺が見えなかった時点でおかしい。 「何言ってるんだい!?思いっきりソコに居るじゃないか!! ゆ 幽霊が‥ぁッ‥‥‥」 アルフレッドは何も無いところを差したが、その指は震えていた。 それどころか酷く委嘱し全身竦み上がっている。 「おい‥‥どうしたn」 心配して近付いた俺を突飛ばし、包丁を取り出すと 彼が さっき指差した方に投げ飛ばした。 「あああァぁッ!!!」 胸に包丁が刺さった痛みで耀は膝をつき、七転八倒する。 「耀さんッ!」 アルフレッドはまだ包丁をがむしゃらに投げ続ける。 その内の1つが食器棚のガラス戸に当たり、ガラスが割れ破片が飛び散り 近くで うずくまっていた耀に、無数の破片が降り注ぐ。 「ちぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ‥‥!!」 「もう止めてよぉッ!!どうしちゃったの??」 涙目のフェリシアーノを筆頭に皆 止めに入る。 説得しだしたり、体を押さえつけたりと様々だったが どれも効力は無く アルフレッドは脅えるばかり。 「アルフレッドさん‥‥動かないでくださいね?」 “?” 菊が何かするようだ。 動かさないように、俺は アルフレッドを抑えるのに全神経を集中させる。 「ぐぁあ…!」 アルフレッドは 前に倒れ動かなくなってしまう。 背中には、包丁が刺さっている。その辺に落ちていたものだ。 驚いて菊を見ると、 「おやおや、やはり憑かれていたのですね?」 笑っていた。 「御ゆっくり‥‥お休みなさい。」 不気味だ。 「神,聖ローマぁぁ!!」 声のした方に まだ無事な者が全員、注目した。 フェリシアーノがルートヴィヒを見て 異常に歓喜している。 「ずっと捜してたんだよ?」
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