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俺は 仕事柄 平日しか 休めなく 山へ 滑りに行く時は もっぱら純と 二人だった。
「なんなら 休みの日 アッシーしますよ!」
「いや 悪いから 良いよ」
しかし 見つけたばかりの 経験者との絡みを 逃したくなかった。
「東京でしょ?ぶ~ぶで 行けば 一瞬ですよ。
火曜日 行ける日 ないっすか?」
「火曜~か~? 来週かな~?」
(よっしゃ!)
「じゃ 来週で! また電話します」
電話を切り すぐに また 剛に 電話を掛けた。
プルルル プルルル
「私 リカちゃ~ん あなた だ~れ?」
「でさ 早速 上手そうな奴 捕まえたよ!」
俺は 華麗にスルーして いきなり 本題に入った。
剛は 寂しさを 感じつつ
「でも 上手いかどうか 解らないんだべ?」
「おー だから 来週 一緒に 滑ってくる!
あっ! 残念ながら 火曜日だから」
俺が 嬉しそうに言うと、剛は 1トーン高い声で
「あら 奇遇 俺も その日 休みなんだよね~」
(げっ!マジかよ)
「あぁ~そぉ~ でも デートとか」
「んなもんね~! 連れてけや!」
結局 剛も行く事になった。
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