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俺はその日、高校を午後からサボって、ゲームを買いに道を歩いていた
その時、たまたま近所の公園のそばを通って、何となく一休みしようかなと思ったわけ
近くの自販機でジュースを買って、ベンチで飲んでたら、何か急に眠くなってきて、そのままベンチで横になった
しばらくして目が覚めたら、辺りはもう暗くなっていた
ゲームは明日でいいか…と思って、立ち上がると、反対側のベンチで人が集まっていた
目を凝らすと、5,6人の不良におじいさんが絡まれていた
「おい!ジジイ!何ふざけたこと言ってんだよ!ああ?」
「お、お前たちが、鳩を殺していたからじゃ!」
「いいんだよ!コイツらは、糞だけ垂れて町を汚すだけ何だからよ!」
「そうそう!むしろ、感謝して欲しいね!害鳥を駆除したんだからよ!」
「なんなら、ジジイ。テメェも駆除してやろうか?きたねえだけの腐れジジイ!ヒャハハハハハ!」
そう言って、不良の一人がおじいさんの肩を押す
おじいさんはそれだけでよろけてしまう
そこが我慢の限界だった
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