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洞窟への道
洞窟に行く事にした僕と険阻は最初に僕の武器と防具を買った。
僕達は、少し歩いて、街にたどり着いた。
何故かその街の光景は、自分の世界と同じだった。
でも、その街は僕のいた世界とは雰囲気が違った。
その理由は直ぐに解った。 理由は・・・・・・・・
たちこめる死臭だった!!
おそらく、洞窟の竜に殺られたのだろう。
僕は心の中で「一刻も早く竜を何とかしなければならないと」思い、罪悪感もいっぱいだった。
そして、僕と険阻は街人の墓を作ってから、街を後にした。
少し歩くと、立札があり、 そこには、「この先危険。 命が惜しい者はされ。 惜しくないものは、左に曲がり、この先の森を抜けよ。」と書かれており、僕は半信半疑でその立札を見た。
しかし、険阻は、背中に背よっている大険で真っ二つに切った。
立札を切った険阻が「こんな立札は前から無かった。一体誰がこんな悪戯をしたんだ。」と険阻が言って、僕は、自分が正しかったのか疑問がわいてきた。
すると、険阻は僕に、「例え自分が信じれない時は俺が側にいてやる。」と言ってくれた事が僕は、心にすごく響いた。
少し歩くと、そこには、先が見えない程の大砂漠が広がっていた。
多分、この先にドラゴンが住む洞窟があるはずだ。
何故か?険阻は不安そうな顔ではなく、楽しみな顔をしていた。
僕は不思議に思い険阻にきいてみた。
すると、険阻が「何故楽しみな顔をしているかって?
それは、俺の母親を殺したドラゴンに復讐ができるからだ。」
僕は、その言葉を聞いた時、に、耳を疑った。
そして、僕らは歩きだし、
大砂漠では、太陽は体力・気力を奪い、喉の乾きや暑さが僕らの足を止めた。
それでも、僕らは歩き続けていると、前方から砂嵐がこちらに向かってきて、まるで、大きな竜巻のようだった。
僕らは、その場にうずくまって、砂嵐を過ぎるのをまった。
しかし、その砂嵐が強くて僕達は離れ離れになってしまった。
砂嵐で飛ばされた僕は、気がつくとそこは、見たことのない山奥だった。
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