夜会

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まだまだ質問したいことは、山ほどあるのに… 体へのダメージが大きすぎたみたいだ。 マリーナの意思に反して、瞼は重くなり、徐々に閉じていく。 そしてまた意識が遠退いていった。 『……女だというのに、いつもマリーナは無茶し過ぎだ。』 だるそうに独り言を呟く、漆黒の男。 そして男はマリーナとシェンカを軽々と担ぎ、歩き始めた。
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