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みづき
「りひと、私に気づかないとは、まだまだ修業がたりませんね」
りひと
「も、申し訳ありません…。もっと精進するでござる…」
トゥーリ
「おい！話しがずれたぞ！それとサツキ！何をほうけておる！」
サツキ
「あらっ！？失礼致しましたわ。…ｺﾞﾎﾝｯ…そぉしましたら、厳重な警備を致しましょぉ」
みづき
「それでは、私達兄弟が厳重にお守り致します」
りひと
「我等、姫様護衛兼隠密部隊にお任せを…」
サツキ
「そぉですわね。二人に任せましょ。お姉様」
トゥーリ
「嫌じゃ！わらわも守るぞ！」
みづき
「姫様…おたわむれを…」
トゥーリ
「何を言われよぉと、わらわも守るからな！」
サツキ
「じゃぁ、わたくしも美男子がどれほどの物か拝ませてもらいますわ。ふふふ」
トゥーリ
「それでじゃ！声の貝殻とはどこにあるのじゃ？」
サツキ
「お姉様…はぁ…。声の貝殻『セイシェル』は、お姉様が今身につけているかんざしの飾りですわ」
トゥーリ
「なぬ！？これはシェイシェルと言うのでないのか！？」
サツキ
「お姉様…御冗談を。ふふふ」
トゥーリ
「これは大事な物じゃ…。絶対に取られてはならぬ…」
りひと「それにしても、きゃつらはどんな物か解っておるのでござりましょか…？それがしも、今知りましたでござる…。兄様はご存知でしたか？」
みづき
「私も存在は知っていたが、場所は始めて知ったよ」
トゥーリ
「これは何としても守りぬくぞ！！警備の準備じゃ！！」
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