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公園に着きお互い黙ったままベンチに座った
「ちょっと待ってて」
「お、おう」
すぐ先にある自動販売機でコーラを２本買ってきて俺に渡してきた
「あ、ありがとう」
「うん」
こいついいやつかも
「自己紹介きちんとしてなかったね
俺は上田 竜也
こないだあんたが来た高校の２年生」
「俺は赤西 仁
和也と同じ高校の２年」
「かめとは小学校からの付き合い」
「そうなんだ」
「こないだはかめがなんであんな風になってしまったか聞きに来たんだろ？」
俺は頷いた
「かめはねー、中学生の時まで明るくてクラスのムードメーカー的存在だったの
顔も性格も悪くないから女の子からも好かれてた
でもかめは女みたいな顔や元々体が細いから自分の要素が好きじゃなかったみたい」
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