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「終わったー!」
HRも終わりやっと学校が終わった
「和也って住みどこ?」
「‥○○」
「えっ、住み一緒じゃん」
「昨日引っ越してきたから‥」
まさか住みも一緒だったとは
「なら一緒に帰るか
その足で1人じゃ帰りづらいだろ」
和也はまた首を横に振る
「‥そこまでこんな俺にしなくていいから」
「ばーか、だから
"こんな俺に"とか言うなって
和也はダチなんだから」
「‥‥‥」
「ほら、帰るぞ」
流石に帰る時はおんぶじゃ目立つため可哀相だけどゆっくり和也の歩数に合わせて帰った
「俺の家から和也の家まで10分ぐらいじゃん」
家まで近かった(笑)
「でも和也前髪切って顔出せばいいのに」
前髪を触ろうとした時和也が驚いて一歩後ろに下がった
「ま、前髪には触らないで‥
自分の顔‥‥大嫌いだから」
ぼそぼそとしか和也は喋らないが、大嫌いという言葉には力が入っていた
顔を一切出そうとしない和也
‥なにかあったのか?
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