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「おはよ、和也」 「‥はよ」 今日も和也は相変わらずだ 「足少し良くなったか?」 「‥うん」 「そか、良かった」 「あ‥ありがと‥‥」 「おう(笑)」 和也のありがとがなぜだか嬉しかった 「今日も一緒に帰ろうな?」 「和也帰るぞー」 和也はこくんと頷きかばんを持った 「じゃーな、皆」 「おう」 「明日な」 「またなー」 「ばいばーい」 門に向かうと違う学校の制服を着た奴が門に立っていた 学校の皆がチラチラそいつを見ながら門を通るがそいつは誰かを待っているようで あと少しで門につくときにそいつがこっちを向いた 「かめ!!」 は?かめ? 「‥たっちゃん」 隣にいた和也が顔を上げて捻挫した足を庇いながらひょこひょこと走って行った 「かめー」 たっちゃんって奴が腕を広げると和也はその腕の中に入り抱き着いた まずあいつ男? 制服はズボンだから男だろうけど、顔は女顔だし 和也の頭をなでなでしている 和也の目は見えないが口が見たことないぐらい嬉しそうに微笑んでいた 俺はぼーぜんとしていた 「元気だった?」 「‥うん、 たっちゃんどうしたの?」 「かめのことが心配になって」 二人を見ていたらたっちゃんって奴と目があった 「なにお前」 「なにって、 和也のダチだけど」 「かめ、本当?」 そいつに抱き着いたまま首を縦に振った 「そっか、 かめちょっと待っててね」 和也から離れそいつが俺の前にきた 「かめと友達なの?」 「悪いかよ」 「別に、 ‥いい加減な気持ちでかめと友達になるな」 「‥はっ?」 「かめを傷付けたりしたら俺本気で怒るからな」 「意味わかんな「じゃ、今日はかめと一緒に帰るからまたな」 そいつは和也と帰っていった 「なんだ‥?」  
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