―回想―

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こいつ―俺の主は、このご時世絶滅寸前の魔女、カナン。 魔女と言っても、そこそこの魔力と多大なる薬草の知識と調合技術を得た者を言う。 まぁ魔力なんて、そいつの素質でしかない上に、薬草の知識と調合技術をセットになってなきゃ 魔女とは認められないわけだ。 よって、絶滅寸前となっている。 んな、面倒なことを好き好んでする奴が少ないからな。 カナンの師匠のイリムに連れてこられて以来、カナンの使いとして此処に居る。 魔女の使いとして、カナンの傍に居ることを許されている。
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