目覚め

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????「う…ん…」 ????「あっ、気が付いた!?」 ????「うん…」 ????「そう、良かったぁ…。あなたここで倒れてたのよ?でも、良かったぁ…」 少女は心底安心したように息をついた。 ????(倒れてた…?) ここは何処だろう?何故僕はここにいたんだろう? 様々な疑問が浮かんでくる ????「あたしは、カノンノ。カノンノ・オラージュ。あなたは…?」 ????「…多分、クレバ」 カノンノ「多分って、あなたの事なのに…」 クレバ「だって、これが僕の名前なのか、分からないんだ…」 カノンノ「分からないって、自分が…?」 クレバは小さく頷いた。 カノンノ「どうしよう…。」 カノンノはしばらく考えてから、こう言った。 カノンノ「なら、あたし達の船においでよ。ここにいるのは危険だから」 クレバ「分かった。カノンノ」 カノンノ「じゃあ、行こうか」 カノンノが立ち上がった時だった。 クレバ「カノンノ、後ろ!」 カノンノ「!?」 カノンノの後ろから魔物が襲い掛かろうとしていた。 カノンノ「きゃあ!?」
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