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クレバ「<メリタリアの森>?」
カノンノ「そうだよ。ディセンダーのお話、知らない?」
クレバは首を傾げただけだった。
カノンノ「やっぱり覚えてないんだ…。じゃあ、船に乗ったら教えてあげるね」
クレバ「うん。ありがとう、カノンノ」
森を抜けるとそこには、草原が広がっていた。
カノンノ「…そろそろ船が着く時間なんだけどな…」
クレバ「ここに船が来るの?」
カノンノ「うん。船に乗ったら、あなたの事を話さないとね」
クレバ「ところで、カノンノはどうしてあそこにいたの?」
カノンノ「…あぁ。ギルドの仕事でね」
クレバ「ギルド?」
……ゴォォォ……。
カノンノ「あっ!船が来たよ!」
クレバ「あれが、船…」
カノンノ「そう。あれがあたし達のギルド<アドリビトム>の拠点、<バンエルティア号>よ!」
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