目覚め

4/4

33人が本棚に入れています
本棚に追加
/194ページ
クレバ「<メリタリアの森>?」 カノンノ「そうだよ。ディセンダーのお話、知らない?」 クレバは首を傾げただけだった。 カノンノ「やっぱり覚えてないんだ…。じゃあ、船に乗ったら教えてあげるね」 クレバ「うん。ありがとう、カノンノ」 森を抜けるとそこには、草原が広がっていた。 カノンノ「…そろそろ船が着く時間なんだけどな…」 クレバ「ここに船が来るの?」 カノンノ「うん。船に乗ったら、あなたの事を話さないとね」 クレバ「ところで、カノンノはどうしてあそこにいたの?」 カノンノ「…あぁ。ギルドの仕事でね」 クレバ「ギルド?」 ……ゴォォォ……。 カノンノ「あっ!船が来たよ!」 クレバ「あれが、船…」 カノンノ「そう。あれがあたし達のギルド<アドリビトム>の拠点、<バンエルティア号>よ!」
/194ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加