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世界最大の貿易都市デネス、その港街に彼は居るらしい、そんな噂を聞いて、現在に至る。
リディ『居ると良いね…』
ローエル『全くだな…奴が姿をくらましてからもう半年になるぞ。』
彼らが探している人物の名は「ウル」突然姿を消してから一切連絡も何も取れてないローエル『奴が居ればすぐわかるだろう…変身魔法とか使ってない限りな…』
リディ『本当だよ…』
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ローエル『あの、すみません、こんな格好の人見ませんでした?』
魔法ショップの兄ちゃんA『見てないな、ん?いやまてよ…こいつに似た格好の奴なら見たが…男だったぜ?』
ローエル『本当か?でそいつは今どこに?』
A『でもあんたらが探している奴とは別人かも知れないぜ?それでも聞くってんなら教えてやるよ。』
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リディ『あ~もう何でだよ~』
ローエル『くそ…さいやくだ!』
バッタリ
ローエル『うお、リディか、なにぼやいてんだ?』
リディ『そっちこそ。』
ローエル『奴の手がかりが見つかったのに…』
リディ『え?じゃあ、さっき文句いってたのって「ウル」の情報?』
ローエル『そうだけど?』
リディ『私も「ウル」の情報あるんだけど…場所が問題でローエル『じゃあ、せーので居場所を言うか、せーの』
ローエル・リディ『呪われた島アーセル島!』
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アーセル島とは、魔法の世界でも理解できないことが多発し、調査に入った者は決して生きては帰ってこれないと言われ、いつしか“呪われた島”と呼ばれるようになった。
ローエル『まずはどうやっでアーセル島に行くかだな…リディ、ボート作れるか?』
リディ『無理だよ~、一人のりが限界だよ。』
…………………
ローエル『船……借りるか…』
リディ『そうだね…』
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~~呪われた島アーセル島~~
ローエル『ハァハァハァハァハァ…疲れた…』
リディ『オールご苦労様。』
リディ『ここにいるのかな?』
ローエル『いてもらわないと困る。』
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アーセル島第一樹海
ローエル『ん?微薄ながら魔力を感じる……近くにいるな。』
ガサガサガサ
雑魚A『ひひひひ~お前ら、金持ってねぇか?あったら全部おいていけよ!!』
茂みの中からいかにもやられキャラみたいな奴が出てきた。
ローエル『ったく、ウルの奴、ホントにこの島にいんのかよ…』
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