第一章 旅の再開

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世界最大の貿易都市デネス、その港街に彼は居るらしい、そんな噂を聞いて、現在に至る。 リディ『居ると良いね…』 ローエル『全くだな…奴が姿をくらましてからもう半年になるぞ。』 彼らが探している人物の名は「ウル」突然姿を消してから一切連絡も何も取れてないローエル『奴が居ればすぐわかるだろう…変身魔法とか使ってない限りな…』 リディ『本当だよ…』 ~~~~~~~~~~ ローエル『あの、すみません、こんな格好の人見ませんでした?』 魔法ショップの兄ちゃんA『見てないな、ん?いやまてよ…こいつに似た格好の奴なら見たが…男だったぜ?』 ローエル『本当か?でそいつは今どこに?』 A『でもあんたらが探している奴とは別人かも知れないぜ?それでも聞くってんなら教えてやるよ。』 ~~~~~~ ~~~~~ リディ『あ~もう何でだよ~』 ローエル『くそ…さいやくだ!』 バッタリ ローエル『うお、リディか、なにぼやいてんだ?』 リディ『そっちこそ。』 ローエル『奴の手がかりが見つかったのに…』 リディ『え?じゃあ、さっき文句いってたのって「ウル」の情報?』 ローエル『そうだけど?』 リディ『私も「ウル」の情報あるんだけど…場所が問題でローエル『じゃあ、せーので居場所を言うか、せーの』 ローエル・リディ『呪われた島アーセル島!』 ~~~~~~~~~ アーセル島とは、魔法の世界でも理解できないことが多発し、調査に入った者は決して生きては帰ってこれないと言われ、いつしか“呪われた島”と呼ばれるようになった。 ローエル『まずはどうやっでアーセル島に行くかだな…リディ、ボート作れるか?』 リディ『無理だよ~、一人のりが限界だよ。』 ………………… ローエル『船……借りるか…』 リディ『そうだね…』 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~呪われた島アーセル島~~ ローエル『ハァハァハァハァハァ…疲れた…』 リディ『オールご苦労様。』 リディ『ここにいるのかな?』 ローエル『いてもらわないと困る。』 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ アーセル島第一樹海 ローエル『ん?微薄ながら魔力を感じる……近くにいるな。』 ガサガサガサ 雑魚A『ひひひひ~お前ら、金持ってねぇか?あったら全部おいていけよ!!』 茂みの中からいかにもやられキャラみたいな奴が出てきた。 ローエル『ったく、ウルの奴、ホントにこの島にいんのかよ…』
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