8人が本棚に入れています
本棚に追加
すると優がニコニコ笑いながら話かけてきた。
「ところでさぁ…美那。この前の話なんだけど…。」
(ん?この前の話しってなんだっけ…?)
数日間の優との記憶を辿ってみるが、全くと言っていい程思い出せない。
「なん……だったかな…?」
バツが悪そうに答えると、優はプクッと頬を膨らませて言葉を返す。
「また人の話し聞いてなかったの~。まあ、美那の事だからそうだと思ったけどさ。」
皮肉を込めた言葉で優が返すが、美那もペロッと舌を出して「ゴメン!」と謝っていた。
最初のコメントを投稿しよう!