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受付の仕事もそれなりに大変で、色々なお客様の応対で一日が過ぎていく…。
まあ、一人での応対ではなく、隣には一つ年下の女の子が一緒で、空いてる時間は女性特有の会話等を楽しんでいる。
そうこうしてる内に、時計の針は17時を挿そうとしていた。
「美那さん、今日もお疲れ様でした!今日は優さんと飲みに行くんでしたよね?」
(そういえば今日は、優の彼氏の紹介とかで食事に行くんだった…。)
笑顔で話しかけてきたのは、同じ受付嬢の武藤麻美である。
「そうなんだけど…、あんまり気が進まないんだよね……。」
歯切れの悪い受け答えに、麻美は美那の顔を覗き込んだ。
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