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「…お、お疲れ…様。」
優の笑顔に負けて愛想笑いで応える。
「それじゃあ、まだ時間あるからちょっとブラブラしちゃおっか!」
優は私から帰りたいビームが出ている事を察するかのように、明らかに私を帰さないように、腕を組んで引っ張り更衣室を出ようとした。
「優…ちょっと待ってよ!自分で歩けるから!」
優の強引ともとれる行動に少し苛立ちを覚え反論するが、優も黙っていない。
「あれ~!美那が帰りたそうにしてるから、気分転換にショッピングでもと思ったんだけど…。」
そういうと、優はニコッと笑い、また強引に美那と腕を組んでいた。
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