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「そうだ!この時真美と一緒に……あはっ!」
記憶を辿りながら、自分がどこに居るか見つけると、小さな写真を食い入るように見ていた。
「なんか楽しそう…。」
自然と笑みがこぼれて、すごく懐かしい気分になる。
楽しかった高校生活を少しずつ思い出しながら、美那はページをパラパラとめくっていく…。
とうとう自分のクラスになると、上から順番にクラスメートの顔を見ていく。
「この顔反則じゃん!」
懐かしい顔を見て笑い、感慨にふけっていると、一人の男子に目が止まった。
「五月(さつき)…。」
この顔を見ると、胸が苦しくなっていたたまれなくなる…。
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