『蝶々』

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「侑士………どうし……あ…春香」 聖夜が、女の子に気がついた。 「………??」 俺が、唖然としてると聖夜が 月影の肩を自分に引き寄せて 「あ、侑士……俺の彼女の春香だ」 「あ……私……氷帝学園3年の月影 春香です。…………?? あなたって…この前……いや…なんでもないわ」 と言って教室に入っていった 紹介して欲しくなかったわ………もし、紹介してなかったら… なんの罪悪感もなく、奪えたんやけど… なんでや………… なんで……… 少し時間がたつと月影がくる… 「………いこ??聖夜が心配してたよ……??………」 時間が、たつ……俺は、何も喋らない… 怖いくらいの沈黙………… 「ねぇ……」 その沈黙を、破ったのが月影や…。 「あのさ……君って……前…カフェに行かなかった??」 俺は、はっと気付いた…… 月影が、俺のコト覚えてくれたんや… 「そやけど……それが??」 俺は意地悪きく 月影を見ないで
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