『蝶々』

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「命令はな…“幸せになること”……や………月影が、幸せやったら俺は、嬉しいんや…」 「な……んで??」 「あ、聖夜の彼女やんか……だから……聖夜のこと………」 俺は、言葉に詰まった ………ほんまは、“聖夜の彼女”なんか言いたない 「………わかった………幸せになる…」 月影が、悲しそうに笑った なんでそんなに悲しい顔するんや マジで連れさらいたい…… ……そんなん無理なんやけどな…… 「じゃあ………な……お幸せに……」 俺は、屋上をでた それから俺は、あの子にあってない…… しばらくは、落ち込んだんや さすがに、ショックやしな… ま、部活やってると気付かんからな こうして俺の初恋は終わったんや END
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