姫さま

2/2
前へ
/17ページ
次へ
キィィィィィとドアが開ける音がなる。 と、同時にシャルがしゃがみ込んだ。 「姫さま。連れて参りました。」 「ありがとうございます。シャルはさがってて、下さい。」 と、シャルに言ったのは髪の色は、茶色。目は青色の綺麗な女の人だった。 そして、シャルが出て行った。 「今回はこちらに来ていただき、ありがとうございます。」 と、姫さまと言われる人は私に軽く頭をさげた。 「い…いや。こちらこそ呼んでいただきありがとうございました。えーっと、シャルに聞いたんですが、私に何かご用があって、呼んだとか…」 「その事ですが、実は、我が国は近頃隣国のヒェルマーク王国と、戦をしております。しかし、最近は負け戦ばかり。それで、貴方さまをお呼びさせて、いただきました。」 「なっ、なんで私なんですか?他にも専門の人が、いるじゃないですか。」 「他の人じゃ、ダメなんです。貴方じゃなきゃ!今は詳しくは言えませんが、貴方じゃなきゃダメなんです。」 「そうなの?なんだか理由がありそうね。まぁいいわ。けど、整理が、出来たら教えて下さいね。」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加