生きる世界が変わる時

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「…いいだろう。しかし、後で騒ぎは避けられない。同じ時を過ごした友、両親、親族たちの記憶。それに多くの書類上、データ上の記録、私がいないなら必ずボロが出る」  これは夢だ、現実ではない、そう彼は信じていたからこそ、強気で言い切った。 「私がそれを想定してないと思う?そんな記録、後でもまとめて削除しておくわ」
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