1日目

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何もしていないのに汗が滝のように流れ膝に落ち、背中を濡らす そして目の前が明るくなった しかし、そこは自分の部屋ではなかった。 [ようこそ……私の名はパニック] どうやらテレビでしゃべっていた奴の元に来たらしい しかしどうやって [君たちをここに連れてきたのは、他でもない……君たちにゲームをしてもらうため] 君たち? 周りを見渡すと自分以外に40人程の人がいる [さあ、このゲームを勝ち抜き…私と楽しいゲームをするのは一体誰か楽しみだよ] 何言ってやがるこいつ 立ち上がろうとしたが、手足が床にくっついて離れない 不意に男が叫んだ 「お前!どうやって俺たちをここへ運んだんだ!?」 男は動こうと何とかもぞもぞしている パニックと名乗る者は姿を未だに見せない いや見えない 壁で覆われている [私達は貴方たちより遥かに科学技術が進歩しています、テレポーテーションなんて訳ありません] オレの横の男も尋ねた 「何のゲームをするんだ?」 ふふっと笑いパニックは応えた [それは、お楽しみです] そして、次の瞬間手足が自由になった
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