0人が本棚に入れています
本棚に追加
遥か昔よりこの国では
夕刻17時になると
城から角笛の音が聞こえる日がありました
角笛の音が聞こえた日は
必ず
夜になると
流れ星のような
花火のような
不思議な光が
夜空に散らばりました
街の人々や他国の者はその光を
星屑が降っているようだ
と思いました
いつからか この国は
星屑の降る国
と呼ばれるようになりました
星屑の正体は
夜空で繰り広げられる
魔法戦争の
光線だとも知らずに…
最初のコメントを投稿しよう!