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moonは今紹介した、男3人女3人できりもりしている。
アンティークな作りの店には古時計やランプなどのお洒落な骨董品も飾ってある。
店自体はそんなに大きくないが、お客さんには不自由していない。
むしろ毎日客が尽きずてんてこまいなくらいだ。
営業時間は
9時~11時 モーニング
11時~14時 ランチ
14時~16時 カフェ
19時~深夜1時 ダイニングバー
となっている。
朝から深夜まで
休憩はこの16時~19時の間だけ。
定休日は日曜日だ。
なかなか従業員にとっては忙しい毎日である。
皆がローズティーでホッと息をついていると、
ルヴィが立ち上がり厨房から黄色いフワフワのオムライスを持ってきて配った。
「今日もごくろーさん
夜も頼むよ!」
「わー♪今日はオムライス!私ルヴィのオムライスだ~いすき♪」
パロは目を輝かせてオムライスに熱い視線を送った。
「はっ!お前は食えりゃぁなんでも大好きだろぉが」
馬鹿にしたようにグラが笑った。
「違うよ!ルヴィの作るご飯だけだもん!………いただきー!」
サッとパロは自分のスプーンでグラのオムライスをすくい、口に運んだ。
幸せそうに「おいしぃ~♪」とほっぺを手で押さえている。
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