カフェバーmoon

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「あ!この野郎!どんだけ食い意地はってんだよ!」 慌ててグラは自分の皿を掴み、パロに背を向けた。 「クスクス。本当毎日仲がよろしいわね」 「「よろしくない!!」」 その時 丁度時計の針が夕方5時をさした。 振り子時計がボーンと音を刻む。 その音を聞いた6人は一斉にハッと息を飲んだ。 そして入口に一番近かったネフが扉を開け、外を確認する。 ピ─────… ゥワンゥワンゥワン─────… 独特な角笛の音が街中に響き渡る。 moonにいる6人の耳にもしっかりとそれは届いた。
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