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どうやら7時に起きて手伝うつもりだったようだなこれは
優しいなぁかなみは、思わずにやけちまうぜ
「気にすんなって今日お前バイトだろ?ちゃんと寝とけって」
「お兄ちゃんはバイトの日でも
7時に起きて来て手伝ってくれるのに私だけずるいです…」
そう俺はいつもかなみの当番の日でも手伝っている
中学の時に早起きに生活習慣を変えたからな
もちろんかなみのために
「お兄ちゃんはいいんだよ」
「なんでです?」
「かなみのお兄ちゃんだから」
「やっぱりズルいです…」
「はっはっは、とりあえず早く寝癖直して下来いよ朝ごはんできてるから」
かなみの頭をわしゃわしゃしてから俺はリビングへ
「嘘~また寝癖できちゃってるんですか?」
俺の指摘を受けかなみは洗面所へ向かっていった
俺が朝ごはんをテーブルへ持って行ってすぐにかなみが降りて来た
うん、もういつものスーパー可愛いかなみだ、もちろんさっきのも十分可愛いがな
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