それから3年

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「どうしたんです?兄さん」 「いやげた箱にゴミが入っててだな」 「いじめ…ですか?」 俺の心配してるよ…なんていい子なんだ… 「いや違う違う昨日げた箱にプリント突っ込んで帰ったから」 「ちゃんと持って帰りましょうよ…」 「今度から…な、それよりかなみちゃん俺の心配してくれるんですか?」 ニヤニヤしつつ聞いてみる 「そ、それは一応兄さんですし心配します!」 「そっかありがとな」 頭を撫でてやる (ちょっとお兄ちゃん!学校で子供扱いしないでください!) 「おっとそうだな悪い悪い」 「もうっ、そろそろ行きますよ」 かなみが先に行ってしまう 「待てよかなみ!悪かったって!」 すぐに追いついて隣に並ぶ 「撫でるなら家とかでにしてくださいよ…、恥ずかしかったよ~」 「なんだ嫌だったんじゃないのか?」 「別に嫌じゃないですけど、学校ではダメです禁止です!」 意外に撫でるのはオッケーなんだなかなみ的には 「じゃあ家に帰ったら、だな」 「…はい」 嬉しそうな顔だな、ほんと守ってやりたいって感じだ 二階にたどり着くと 「じゃあ1年はこっちなので」 とかなみ 「おう、また昼休みな」 「へ…?」 俺は教室へ向かった 「なんで昼休みなん…行っちゃった…」
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