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じゅんやは俺が抱いている気持ちを知っている、中2のときついつい相談してしまったのだ
最初は冗談に聞こえるように話してたつもりだったんだがだんだんとヒートアップしてだな
「まあいいけどな~、お前には悪いが見てるほうはひっっじょうに面白い、特にお前のたまにやるとんでもない行動力を考えると余計にな」
「こっちは真剣なんだよ」
「悪い悪い、おっと先生来たからまた後でな」
担任の高橋先生が入って来た、ジェルでガッチガチに固めた七三分けがトレードマークだ
「おはようみんな…、連絡は特になしだがみんなに伝えたいことがある…、カレーにソースをかけることを禁じる嫁に引っ掛からないように…」
そう言い残すとトボトボ教室を出ていった
「またケンカか…週1でケンカしとないか、あの夫婦?」
じゅんやがさも不思議そうに尋ねてくる
「まあでもカレーにソースはダメだろうが普通に」
「おいおい冗談言うなよ、カレーにはソースだろ常識的に」
「そりゃずいぶん狭い常識だな、かなみ曰く調味料としてならいいがドボドボいれるのはなしだ」
「シスk…のああああ目があああ」
目潰ししといた
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