戸亜流高校

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1、2時間目が終了し昼休みに、途中後ろからしきりに「黒板が見えない…ノートを見せてくれ」と言われたのでさすがに見せてあげた 「おいじゅんや!ちょっと出てくるから1人で食ってろ」 「どこいくんだよ?」 「とりあえず俺はそっちにいない…そっちは窓の外だ、かなみに弁当渡してくら」 「おお!やっと見えてきた!!聞いてなかったが行ってら」 じゅんやの返事を聞いてすぐに下の階へ向かう、かなみは確か1-A、2階の一番端っこだ 勢いよくドアを開ける意気揚々と教室内へ 「かなみちゃんはどっこだ~?」 俺の存在に気づきとてとてこっちにやってきた 「兄さん?どうしたんです?」 「ヒント、鞄の中」 首を傾げ自分の席へ戻り鞄をあけ少し顔を赤くし帰ってきた 「忘れ物は?」 「ありました…すいません…」 しゅんっとしたかなみも可愛いな、なんて考えてたらニヤニヤしそうなので口角を引き締めた 「まあ気にすんな、飯一緒に食うか?」 おお!!実にナチュラル!! 「わ…わかりました、お友達に言ってきます」 かなみが話をつけて戻って来てから一緒に教室を出た
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