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「それどうだ?一番最初からかなりの上達しただろ?」
玉子焼きは俺が一番最初に覚えた料理だ。もちろんかなみ直伝な
「いいんじゃないですか?最初は焦げの塊かと思いましたけど」
「それを言うなよ」
かなみに軽くチョップをした
「えへへ」
そんな感じで和やかに昼休みは過ぎていった、きっと俺は終始にやけまくりだっただろうな
かなみと別れ教室へ
「かずま顔がキモい」
「今の俺にはお前の言葉ごときでダメージを受けるものか」
「まあいいけどさ…、でもとりあえず早まんなよ、お前ら兄妹はやたら仲いいけどでもかなみちゃんはきっとそこまでで止まってるぞ、多分」
「んな事わかってるよ、俺が耐えきれないとでも?」
「いや、今のお前見てるとやりかねないかなと」
じゅんやはため息つきながら言う
「大丈夫だっつの」
俺はニヤニヤしたまま親指を立てて返事を返す
その日はそのままニヤつきっぱなしでHRまでも過ごした、なんせ久しぶりだからな学校でかなみと一緒は
放課後はかなみをバイト先まで送った後、俺は家に帰っていつも通りに家事をこなして行く、今日は家事に時間がかかったためかなみを迎えに行けなかった
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