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「え…?」
かなみは目を丸くして顔を上げた
「ダメだ!!絶対認めねえ!!」
「お、お兄ちゃん?なに言ってんの?」
「百歩譲って遊ぶまでは我慢できるけど、付き合ったりは許さない!!認めない!!」
俺は感情を爆発させた、かなみが他の男のことで顔を赤くさせたことが気に入らなかった
「そ、そんなのお兄ちゃんに関係ないでしょ!?」
かなみも俺に対して声も荒げた
「そういうことは私が決めます!!会って、話して、考えて、それで決めます!!!」
「関係ある!!!!かなみは俺の大切な人だからだ!!!!!!!」
「ん…」
かなみは一瞬にして顔を真っ赤にしたがすぐに
「きょ、兄妹だからって恋人まで決める権利はないです!!!」
かなみは俺の言うことは断固拒否と言わんばかりの強い口調で返す
「そうじゃない!!!好きなやつが他の男に目向けてたら嫌に決まってんだろ!!」
「え…?だ、だから」
かなみはなにか言おうとしたが俺はそれを遮るように
「だから!!一人の女の子として好きだっつってんの!!お前が中1の頃から、ずっと!!」
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