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「俺の考えなんて決まってるっての!」
俺は目が輝いてるんじゃないかってくらいに眼力を込める
「んな短絡的な考えじゃない、お前が本音を言ったとき何かしらかなみちゃんに言われてんだろ?それも踏まえて…だ」
『変な目向けられて生活するのが幸せかどうか』みたいなことだったな…
「わかった…ちょっと考える、ありがとうじゅんや」
「俺はお前の大がつくほどバカな行動力が気に入ってんだ、答え出して頑張れよ…」
ビッっと親指を立ててみせる
「任せろ!とりあえず今は寝る、昨日あんま寝てないんだ…」
「そっかい…まあ後20分もあるしな、寝てろ」
「言われなくても…」
俺は自分の机に突っ伏し目を閉じる、自分の考えについて考える暇もなくすぐに眠気に屈した
ん?なんか頭が痛い、やたらゴリゴリされてる
なんか声も聞こえてきた…じゅんやか?
「…ま…、…ま…ん、か…ま…ん、かーずーまくぅん?」
「んだよじゅん…や」
「おはようかずま」
「おはようございます、あおいさん」
目の前に立ってる美少女(周りの人曰く)を見て思い出した、昨日下駄箱にあった紙について。いつもならすっぽかした日は逃げてたから、この機嫌で直面したのは初めてすっぽかした日以来だ
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