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「……ずいぶん早かったな、どうやったらあの距離を5秒かからずに走れるんだ?」
「細かい事気にしない、男でしょうが」
「そうだぞ今は飯を優先だ」
二人はさも当然の様に昼飯に手を着け始める
「俺が変なのか…?」
一つため息を吐き俺も昼飯の弁当を取り出す
「んで、私をお昼に誘うなんてどういうつもりなの?」
しばらく昼飯を食べながら談笑していたが、急にあおいが切り出した
「俺が知るか…、じゅんやが誘ってみろって…」
「やっぱアンタの提案じゃないのか…」
あおいはうつむきながら呟く
「ま、まあいいじゃねえかそんな事!かずま君の元気がないから励ましてもらおうと思ってよ!!」
「そう言えば朝も何か考え事があるとかないとか言ってたわね…、言ってみな?今ならこのあおいさんが直々に聞いたげるわよ」
ニヤニヤしながらあおいが俺に向かって言う
「言いたくねえ…」
「それがさこいつかなみちゃんとケンカしてガチ凹みしてんの!!」
じゅんやさん大爆笑でいきなりカミングアウト
「おい!てめえ!!」
「なに?アンタかなみとケンカしたの?仲良いのに珍しい…、んでんで?原因はなに!?」
ノって来やがったこいつ…、目が輝いてら
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