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あおい…思ってたよりちゃんと考えてくれてるんだな…
俺は返事をするかのように腕を上げる
「解決したら昨日の件について徹底的に絞るからね…」
俺は腕をパタンと下ろす、だってこええもん!
「はあ…悩みまくってしっかり答えをだしなさい」
「サンキュ…あおい」
あおいは無言で教室を出ていった
俺はガバッと体を起こす
「さて…ない頭をフル回転させるか」
もちろんかなみの質問に今度はちゃんと答えるためだ
(変な目で見られ続けるのがホントに幸せなのか…か)
確かに俺だって好き好んで変な目で見られたい訳じゃない
それは今の世の中普通の事だろう、みんなだって変な目で見られたりハブられたくはないだろう
だからみんなと歩調を合わせていることもあると思う
でも俺には変な目で見られたりハブられたくないから好きなことを諦めるのは間違ってる
でもこれは俺の一方的な思いだ…、かなみに押し付けちゃいけないんじゃないかと思う
「あああああああ!!」
気がついたら唸っていたみんなの目が2つの意味で痛い、1つ目は今の唸りで痛い物を見る目になってる、2つ目はさっきあおいとじゅんやが騒いだから。
どう考えても2つ目は俺は関係ないがみんなにはそんなの関係ないだろう
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