努力

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「それでもし…考えたくはないけどお客様に何かされたとか、誰か店員にイジメられてる、とかだったらこっちもいろいろ対応しなきゃなんだけど…」 「いや…特には何も…」 「そう…悪いね引き止めちゃって、でも一応聞ける範囲で聞いといてくれないかな?」 「わかりました」 俺は一礼してから事務所を出ていった 「仕事の事ではないし…言う必要ない…よな?ま、今日も頑張りますか」 店内へ繋がる扉から店内へ入りそのまま厨房へ 「おはようございます」 挨拶をすると厨房担当やホール担当からの挨拶が返ってくると 「いよう!かずま!!」 急に後ろからヘッドロックをかまされる 「ちょ結城さん!バイト中でしょうが!!」 「はっはっは、悪い悪い!それにしても今日はかずまの日かよ~、かなみちゃんじゃねーとはな…完全にシフトミスったぜ」 全く悪いと思ってない口ぶりな上にため息までつかれこっちも流石に萎える 「俺とかなみが交互に入ってるなんて前からでしょうが」 言ってなかったが俺とかなむは同じバイト先だ、理由としては店長の好意でシフトや賄いなどいろいろ手を尽くしてくれるからだ 「冗談だよ…、そういえばホールのやつが言ってたけど今日やたらイケメンがいるらしいぞ」 イケメン?
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