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「イケメンって?」
「ああ、なんか最近よく来るからなんかみんな覚えてきてんだよ。俺もさっき出た時見てきたが、俺ら一人者の敵だぜあれは」
…何やら非常に嫌な予感がするぞ
「まあお前も見てこい、先ホールで後厨房でいいだろ?」
「わかりました…」
ホール用の道具を手に取りホールへ出ると、…居た……
複数人で来てるがすぐにわかった、すごい存在感で正直にうらやましく思うほどでイケメンと言われるのも頷ける
「…あれじゃないといいんだが」
すると丁度呼出し音がなったので番号を確認すると…、狙ったかの様にイケメン君らのテーブルだった
「……いらっしゃいませ~、ご注文はお決まりでしょうか?」
努めて丁寧に接客をする
「えーと、とりあえずドリンクバーを人数分」
一緒に来ている丸刈りのやつが注文する
「かしこまりました、ドリンクバーを4つでよろしいでしょうか?」
「はい」
「それではあちらにドリンクバーがございますのでご自由にどうぞ」
一礼してから戻ろうとすると
「あの…中野さん?」
「はい?」
振り返るとイケメン君が声をかけてきたようだ、名前は多分名札を見たんだろう
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